この『menuHacker』は、ウィンドウの左上のアイコン部分をクリックすると表示されるシステムメニューを拡張し、様々な機能を追加するためのソフト。通常は閉じる時などに使う程度であまり使わないイメージがあるが、そこに4つの機能を追加する。
一つ目は「プログラムのフォルダを開く」。これはそのプログラムが入っているフォルダを表示してくれる。
二つ目は「最前面」。これはそのウィンドウを常に手前に表示させておくための機能で元々ついているソフトも多いがないものを手前に表示させて固定させておきたいときにはとても便利。
三つ目は「シェード」。これは、ウィンドウのタイトルバーのみを表示させておく機能で、開いておくと邪魔だが、タスクバー上だと見つけにくい場合などに使える。
最後は「このウィンドウを除外して全て閉じる」。これはそのウィンドウ以外を残してすべてを一括で閉じるという項目だが、たくさんのウィンドウを開いていて一気に閉じたいときにはかなり便利。
本当にシンプルで、起動させれば勝手に追加されるだけで特に設定なども必要はないが、あれば必ず使うような場面がある機能ばかりで、更に軽量とシステムメニューという邪魔にならない場所の拡張ということで、入れておいて損はないソフトだろう。(2008/05/01)