複数のテキストを同時に並べて表示し、比較して色によって違う箇所を見やすく表示するためのソフト『Rekisa』。
特徴は多くのファイルを同時に比較し、色分けすることによって違う箇所を素早く早くでき、更に左側のカーソルでファイル全体の状況も非常に簡単に把握できるのが特徴。更に左のカーソルは、連動しているためその異なる箇所への移動も瞬時に行える。
対応している文字コードもSHIFT_JIS、EUC-JP、UTF-8など様々な文字コードに対応。大量のファイルを開く際は、正規表現を使用して一度に開くことや、100を超える大量のファイルを扱う場合は、メモリ不足などに陥らないよう、「表示範囲ビュー」を備えており、それによって数百というファイルを開いてもすべてが一度に開いた状態にならないようになっている、つまり見ている範囲の部分と左右のファイルのみが開かれている状態となる。
その他には「入力フィルタ」がある。これは例えば行番号が書き込まれているテキストの場合、行番号があることですべてが「異なる行」として扱われてしまう。そのため差分が見えなくなるので、置換を行うことで差分を見つけやすくする。あとは改行が入ってないXMLなどにフィルタを適応することで改行を入れ、同様に差分を見つけやすくするなどである。
サクラエディタなどとの、連携も容易にできるようになっているので幅広く、柔軟に使用できる便利なソフトだ。(2008/05/13)