『Resources Game』はGPSを使って資源を採掘して、会社を大きくする
経営シミュレーションゲーム。基本的なゲームとしてはシンプルなシムシティといったところで難しくはない。
初期の頃にすることは、スキャナーで粘土の鉱脈を探して掘る。この時、初期のスキャナーは性能が良くないので25%近くを掘る事。掘った後にクオリティが表示されるので100%ほど良質な鉱脈ということだ。良質な鉱脈は産出量が多くどこででも産出は出来ても産出量に差がでるので、良質な鉱脈を先に押さえるのはゲーム上重要となる。
次に産出された粘土を使い、レンガ工場を稼働させる。これで製品ができて付加価値がつき高く売ることができる。次第にレンガを使い色々な工場を拡大したりするようになったり、様々な製品を使い、様々な高付加価値の製品を作ることで会社を拡大していくという流れだ。基本的にはこの繰り返しとなる。
施設は、最初はMuseumとTech Centerをあげていく。上げるためには地図上に落ちているLootsアイテムが必要となる。売ることも買うこともできるが、コイン類は貯めておき、それ以外は初期の段階ではお金に回して設備増強したほうがいいだろう。Museumを上げていくと落ちている箱の見える種類が増える。TechCenterはスキャナーの精度が上がり良い鉱脈が一発で見つかるようになり箱を拾える範囲が広がる。
所有してる鉱脈の数が300個を超えると、採掘コストやスキャナーコストがかなり上昇していくので無限に増やせるわけではない。そのため所有できる鉱脈のバランスや品質は重要になっていき、バランスと戦略が絶妙になっている。
鉱脈はメンテする必要があり、少しずつ産出量は減っていく。いずれ鉱脈は埋まってしまうので、メンテコストなども頭に入れつつ採掘していく必要がある。
レベル10近くになると、傘が表示されるようになる。傘は使用することで箱が落ちてくるのだが、Museumのレベルが低いと全部の箱を拾えないので、初期では残す方がいい(初期の人には見えない箱が他の人には見えているため自宅で使うと位置が特定されるリスクあるのでそこは要注意)。更に、傘会というものが都市部中心に各地で行われており、そこで使うのが最も合理的になっている。仕組みとしては10人が100個ずつ使うと一人千個ずつ拾える。誰かが箱を拾ってから10分は表示されているというラグを利用したもので、一気にレベルアップが図れる。
他人の鉱脈がある場合、鉱脈をメンテしてあげると、その鉱脈の鉱物と傘を少し貰えたり、本社を設置すると産出量がブーストされるので、鉱脈近くにおいてあげると効果的。あと、様々なミッションがあるので、それでウォーキングしたりしてお金を増やすことも可能。
有料の課金アイテムは、使うことで採掘をブーストさせたりできるが、課金しなくても、マイペースに遊ぶ分には十分遊べる内容となっている。
決して対立するゲームではない上に、鉱脈掘りと箱拾い以外は家で遊べる。経営は正解がないので、鉱脈掘りをせずに市場で買い付けて工場を回しながら大きくする道もあるし、経営者の自由だ。
自由で正解がない絶妙なところに四苦八苦する所が醍醐味だろう。